ポケモン対戦における草タイプの役割
ポケモン対戦における草タイプの役割
エミール
目次
1.記事作成目的
サンムーン発売以降の7世代環境においてわざ「たがやす」を愛するタガヤシスト(以降農家と呼称)達の活動が衰退の一途をたどっている。その理由には7世代でのトリプルバトル、ローテーションバトルのレーティングおよびフリーでの対戦が削除されたことが一部にあることは疑いようがない。しかし本当にそれだけが理由なのか、そもそものわざ「たがやす」自体や草タイプの性能にも関係しているのではないだろうか。今回はそのうちの1つである草タイプ自身の対戦における性能や求められる役割、特徴について考察するものである。なお今回の記事は日々移り変わるレーティングや大会の環境については考慮せず、また目的がわざ「たがやす」を使われる草タイプの考察、研究が主眼にあるためシングルバトルについて触れることは少ないということを配慮したうえで閲覧を願いたい。
2.草タイプの種類
まずは対戦において使用可能な草タイプをまとめる。2017年12月現在対戦中に草タイプであるポケモンは以下の3パターンがある。
①元から草タイプがついているポケモン(甲)
②特性の効果で草タイプへと変化するポケモン(乙)
③技の効果により草タイプとなるポケモン(丙)
その数においては甲のポケモンは進化前や幻、メガシンカによる重複等を含めて109種類、乙は特性「へんげんじざい」「へんしょく」「マルチタイプ」「ARシステム」を持つポケモンが該当し6種類、丙は対戦中にわざ「もりののろい」を使用されたポケモンとなりほぼすべてのポケモンが対象となる。また甲においてメガシンカによる重複、幻、禁止級伝説、進化前のポケモンを除いた数は50種類(フォルムやすがたの違いによる重複含む)となっている。参考として現在確認されているポケモンはメガシンカやフォルム等の違いを含めて917種類いる。
3.草タイプの相性
まずは防御面での相性について確認していく。
抜群(ゲーム表記こうかはばつぐん、以降抜群およびタイプ弱点)・・・飛行、毒、虫、炎、氷(5つ)
半減(ゲーム表記こうかはいまひとつ以降半減およびタイプ耐性)・・・地面、水、草、電気(4つ)
またタイプ弱点、タイプ耐性を草タイプと共有するタイプは以下のとおりである。
飛行抜群・・・格闘、虫
毒抜群・・・フェアリー
虫抜群・・・エスパー、悪
炎抜群・・・氷、虫、鋼
氷抜群・・・地面、飛行、ドラゴン
地面半減・・・虫、飛行(無効)
水半減・・・水、ドラゴン
草半減・・・炎、毒、飛行、虫、ドラゴン、鋼
電気半減・・・電気、ドラゴン、地面(無効)
攻撃面では以下のとおりである。
抜群・・・水、地面、岩
半減・・・炎、毒、飛行、虫、ドラゴン、鋼
このようにみると草タイプは防御面では10ものタイプとタイプ弱点を共有し弱点が突かれやすいタイプである一方で耐性が少ないタイプへの耐性をもつタイプであることがわかる。
4.草タイプのタイプ特性
草タイプはわざ「いかりのこな」「ねむりごな」などの粉技と「やどりぎのタネ」、特性「ほうし」の効果を受けない。また草技は特性「そうしょく」に無効化され、場がグラスフィールド状態のとき地面についているポケモンの草技の威力は1.5倍になる。*1
5.草タイプの種族値
草タイプの平均種族値は以下の通りであり()内はセレビィ、シェイミを除いたものとなっている。全体的に平均的であるが鈍足が目立つ。
※以下より引用
https://www60.atwiki.jp/p649493386251151/pages/611.html
草タイプの各ポケモンの種族値詳細については上記URLから見てほしい。
6.草タイプの複合タイプ
現在草タイプは炎タイプを除くすべてのタイプの複合タイプを持っている。その中でも数が多いのは毒とゴーストで最終進化系がそれぞれ5、4種類(フォルム違い除く)となっている。少ないのはノーマル、水、電気、氷、地面、岩で各1種類しか最終進化系がいない。そのためこれらの複合タイプを選ぶ場合は注意が必要である。
7.草タイプの役割
以上のことから草タイプは防御面において水、地面、電気に強くしたい、相手の粉技を透かしたいといった役割が求められていると推測される。攻撃面においては水、地面、岩タイプの迅速な処理ができる火力が草タイプとしての役割遂行において求められる。
8.まとめ
今回の話題ほとんどの部分をネタポケまとめ改@wikiより引用、抜粋した。また今回の記事においては情報量が多くなりすぎてしまうことから個別の草ポケモンについての考察は書いてない。自分で構築を組む際はこうしたタイプとしての特徴も参考にして考察を深めるのもいいだろう。以上ネタ要素なしの内容薄い考察記事でした。
作った後で思ったけどこれ記事作るよりwiki見たほうが早かった気がするな。。。